2010年1月31日日曜日

押し出されるような感覚

去年の今頃何をしていたか、思い出してちょっとびっくり。はるか昔のことのように思えるからだ。一昨年の暮に能代の建築家の西方さんのアトリエを尋ねた。室蘭工業大学の鎌田さんの主宰する新住協のかたで、Q-1住宅を実際にいくつも建てている。ご自身のアトリエも快適な空間だ。それから年が開けて、3月にスイスフォアアールベルグに木造の高性能住宅を見に行く。どうやら、カウフマンさんという建築家の作品がたくさんあり、そのどれでもがかっこいいとのこと。ちょうど、エコハウスの本のための準備をしている頃と重なる。作ってみよう実践編を本当に作っていた。夏に本の出版、秋にカウフマンさんに来日してもらい講演会。と同時に、大学でエコハウスに参加する機会を得て、現在建設中。模型ではなく、実際の建築である。普通はいろいろ願ってもこううまくは行かない。何かしたいことの半分ぐらいがうまく行けば御の字である。たまたま、時流に乗っているっていうのはこういう事なのだろう。あまりいい気にならずに協力してくれている人たちに感謝せねば。

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